kydhp49’s diary

健康や幸福の香り漂う、ホロ苦「こころのホット・ココア」をどうぞ!

<1> 医者の良悪は性格で決まる!

    病院等で診察を受ける人は、最近ことさら多い。しかし、どれほどの人が医者の診療に満足しているだろうか。むしろ、不満を感じている人が多いことだろう。
 とりわけ最近は、患者とじっくり向き合わない医者が多い。ほんの1,2分の診察で終える、ということもよくある。聴診器を当ても、音はほとんど聞いていない。腹部の違和感を探っているようで、ただ手を当てているだけ。いかに身体を病んでいても、同時に患者は、精神を病むほどのストレスを抱えているのである。
 医者においては、病気を診察することは、人ひとり全体を診察することだと心得えるべきである。特に、開業したての個人医院では、この欠損がよく起こる。多大な経費を医療器機等の購入に注いだためであろうか、できるだけ短時間で多くの人を見て、できるだけ多く薬を出す。つまり、利益の追求が第1となる。これが医療というのであるから、唖然とさせられる。
 しかし、どのような状況でも、真に患者と向き合う医者はいるのだ。そうさせるのは、医師自身のパーソナリティ(性格)の問題であろう。医者の知識や技量よりも、このパーソナリティが最重要で、それにより病気の治りは決定されると心得るべきである。玉石混交とも言える医療現場の質を前に、患者は賢明に医療を選択する力をもたなくてはならない。医原病とも言われるように、やりようによっては医療は害になるのだから。