kydhp49’s diary

健康や幸福の香り漂う、ホロ苦「こころのホット・ココア」をどうぞ!

<5> 甘いものは、最大の敵。ここに、人類の末路が見えるのか?

 甘いものが好きな私だが、身体によくないので極力避けている。いろいろと悪影響があるが、身体の酸化を早めるのが最大の難点かもしれない。その点、酸っぱい食物は健康に良さそう。ご老人で、美しい白髪の人、肌がきれいな人に聞くと、ほぼ全員が酸っぱい食べ物を好む。
 かつて人類がジャングルで生活していたころ、周りにある甘いものと言えば果物等に限られていて、それもほどほどの甘さ。ハチミツにありつけることなど、まれだった。そこで、甘みの好みが増し、それを求める力が増したのだろう。ところが現代は、甘いものだらけの世界。甘みを求める力はそのままで、環境は甘いものに満たされる。人類にとっては実に過酷な環境になったものだ。
 視力もそうだ。かなりの人が近眼になり、メガネやコンタクトのお世話になっている。私も例に漏れず、そうだ。言ってみれば、近眼は病気のようなものだから、ほとんどの人が病気をしている状態は一体何なのか、と訝しく思ってしまう。これほど視覚を酷使する環境で生活することなど予想だにしなかった人類には、健康なままでは処理できないほどの視覚情報が周りにあふれているということになる。
 かく言う私も、今日は8時間ほどほぼ連続でパソコンモニターを前にして仕事をしている。目に良いわけがない。
 人類は、みずから備える身体の能力の限界を越えて、どこへ進んでいくというのか。衰退の道を歩んでいるという見方も、あながち間違っていない! 何とかしなくては。