kydhp49’s diary

健康や幸福の香り漂う、ホロ苦「こころのホット・ココア」をどうぞ!

<7> 恐竜の繁栄に人類は迫れるか? 今のままでは無理だろうて!

 恐竜は1億7千万年の間地球で覇権をとったと言われている。人類はこれに迫れるのか、と問う向きは、人類はまだ、たかだか700万年の繁栄ということをご存知だろうか。つまり、恐竜と張り合う権利は、目下のところないのである。しかし、たかだが700万年しか経ていない今でさえ、核戦争やら温暖化やらで人類の滅亡の可能性がとりざたされている。早やすぎる!
 恐竜の滅亡の原因の推測はさまざま。隕石の衝突から気候の大変動などいろいろなことが憶測されている。しかし、それは恐竜の責任ではない。ところが、今人類に言われる原因は、すべて自らの瑕疵から来るものだ。本来は、コントロールできるしろものである。そんなことで滅亡するのは、はなはだやるせない。
 ここは、人類の英知というもので乗り越えたい。それを乗り越えがたくしている一つの原因は、国という行政区分であろう。狭い地球が一つになれないものか。かつて日本も争い合う多くの小国に分かれていた。それが今はない。やがて世界もそうなるだろうと期待していたが、一向にそうなる気配がない。ドイツのヒトラーの例をあげるまでもなく、国の覇権にこだわりを見せるのは、ほんの人握りの狂気とも言える支配者たちである。その支配者の有りようにより、国は考えられないほど不道徳な道に走る。所詮集団とはそういうもので、学校でのいじめ問題などもその類いである。
 一人の狂気をいさめる仕組みを、今人類はもたない。偶然の産物でそのような人物が一国を支配することがあり、これは民主主義の中でも起こる。この状況が現在加速されているような気がするのは私だけであろうか。そのような指導者は、民衆の心理的操作がお手のものなので要注意である。個々人はそのことに留意し、今の自分の動きが、人間本来の善から出ているかどうかよく吟味しながら動く必要がある。みずからの立ち位置を高みから眺め続ける目が必要ということである。