kydhp49’s diary

健康や幸福の香り漂う、ホロ苦「こころのホット・ココア」をどうぞ!

<37> ウェビナーでのオンライン講演会の限界と期待 

 先頃、Zoomのウェビナーを使って講演会を実施した。健康や適応に大切な心の形成と働きについての総合講演であ。私の講演では、最初に聞いてもらいたい講演でもあった。 

  授業や会議では、TeamsやZoomを使って、このコロナウィルス禍の中、なんとか必要事を進めてきた。今回は、必要事というより、NPO法人予防教育科学アカデミーに主催の講演会に理事長として登壇した。この講演会は、アカデミーの年間計画に組み込まれ、その点では必須の重要なアカデミー事業となる。 

 Zoomのウェビナーは標準のZoomとは異なり、基本はセミナーや会議用で一方通行の運営に適した機能なっている。この点、標準よりも契約月額が2倍以上と高額なる。 

  30名限定で始めたが、最初は宣伝が行き届かないためか、集まりの立ち上がりは遅かった。しかし、実施の2週間前には定員を超えて参加者があった。さすがオンライン講演ということで、北は宮城県、南は愛媛県まで幅広く参加者を得た。この広域からの参加もオンラインの強みでろう。 

  実地での講演会さらながらの状況にすため、ビデオカメラからPCに映像を取り入れ、音声は手持ちのコンデンサーマイクと会場の音を広く拾う広角マイクをミキサーで拾って流すことにした。カメラには操作者が1名つき、固定ではなく状況にあわせて遠近の調整を行った。 

  講演後には、質疑に入った。この場合、Zoom上で質問を投稿してもらうか、アカデミーのメールアドレスに送ってもらうか迷ったが、結局は、Zoom上に投稿してもらった。50通ほどの質問があったので、即座に選んで回答するのは思いの他むずかしく、今後の改善点が多々見えた。 

  オンライン講演のむずかしさは聴衆が見えないことだ。今回はそのため、発信部屋にはわずかながら聴衆に入ってもらい、その人たちに語るように話し、無味乾燥さというか孤独感は少し軽減された。 

  書籍と同様に、全国へと発信できることは実にありがたい。この利点は捨てがたく、時間を置かずに次の講演を計画したい。1月には、不登校をメインテーマにした次の講演が告知された。どうぞ、ご参加ください。 

  1月23日(土)に行われ、不登校について、おもしろく、斬新な話になる予定である。 

 申込(無料)と詳しくは、以下へ。 

  https://www.yobokyoiku-academy.com/